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適正金額を測る方法① 塗料

外壁塗装の価格については、私達プロであっても相場を掴みづらいのが現状です。

だからといって分からないままにしておくことは危険なので、ポイントを把握してある程度の相場感を掴んでおきましょう。

外壁塗装でかかる費用を大まかに分けてみると、

・塗料費用
・仮設足場費用
・施工費用


この3つに分けられます。

ここではこの3つのポイントについて解説していきます。

すでに見積もりをもらっている場合は、1項目ごとにチェックしてみて下さい。

塗料費用

『塗料費用』というのは、そのまま塗料に対する費用です。

一言に塗料と言っても5種類に分類出来るので、自分の家を塗装する塗料の種類を把握することで、おおまかな相場価格を知ることができます。

例えば、同じくらいの家の大きさのAとBがあったとして、Aは70万円、Bは140万円の工事費用がかかる。

そうすると単純に

「Bの家はボッタクリなんじゃないか?」

と感じてしまいますが、使用する塗料の種類が違うので、ちゃんと調べてみると、実はどちらも適正な価格だったということを理解することができます。

このように、塗装工事では使用する塗料の種類によって価格は大幅に変わってきます。

単純に家の大きさに比例して価格が決まるわけではなく、

『家の大きさ × 塗料の種類』

といった視点を持つことが重要です。

ここでお伝えしたいことは、この”『塗料の種類』に対する相場”です。

下記にまとめたので参考にして下さい。

※上記の相場価格はあくまでも目安です。製品やメーカーによって価格は変動しますので、細かい部分については担当に確認するようにするといいでしょう。

上の表にある『耐久年数』というのは、塗装をしてからどれくらい保つのかを表す指標です。表の通り、耐久年数が高くなるほど、塗料の価格も上がっていきます。

単純に安く済ませたいという場合を除いて、自分の家に使っている塗料の耐久年数も、ある程度は把握しておくようにしましょう。

『年数割コスト』というものを視野に入れておくと、長期的に見て費用が安く抑えられる場合があります。

一度にかかる塗装工事費用にだけ着目せずに、耐久年数も加味した、長期的スパンで費用を検討するといいでしょう。

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