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適正金額を測る方法② 仮設足場

仮設足場費用

そもそもなぜ外壁塗装において足場が必要なのかを理解しておきましょう。

主な理由として、

1.作業員の安全を確保するため

2.丁寧な作業をするため

3.近隣の方に対する配慮のため

等が挙げられます。

地域や業者によって誤差はありますが、足場の組み立て・解体・運搬にかかる価格の相場は、1㎡あたり600~1,000円位です。

ちょっと前までは、足場代の㎡単価は1,200円/㎡以上かかるのが一般的でしたが、今では1,000円以下で済むことが多いです。

足場にかかる費用を出す方法を紹介します。

まずは自宅の外周を測り、以下の計算式に当てはめて「足場架面積」を求めていきます。

・足場架面積 = (建物の外周(m) + 8m) × 家の高さ(m)

家の高さの目安としては、1階建て=3.5m、2階建て=6m、3階建て=8.5mです。

一度建物の外周を測る必要がありますが、これをやっておくと余分に請求されることを防ぐことができますので面倒に思わずにやってみてください。

足場架面積を算出したら、次は足場設置にかかる費用を導き出します。

・足場にかかる費用 = 足場架面積 × 平米単価 (800円~1,000円)

例えば、外周25メートルの2階建ての家、単価900円で足場を組む場合、

・(外周25m + 8m) × 家の高さ6m ×単価900円 = 178,200円

と、大まかな価格を把握することができます。

平均的な30坪程度の家の場合、足場だけでも18万円程度の費用がかかることになります。

基本的に、塗装屋さんは足場を組むことができないので、本職の足場屋さんに外注することになります。

たまに自社で足場を組む業者さんもいますが、本職の職人さんではないので中途半端な足場になってしまい、クオリティや安全面への配慮が欠ける足場を見かけることがあります。

そうなってしまっては事故に繋がりかねないし、中途半端な足場でいい塗装仕事をできるとは思えません。

塗装屋さんが足場代を請求したにもかかわらず、自社で足場を組んでいたら注意が必要です。足場の外注代を浮かせるために、無理やり自社で行っている可能性があるためです。

お客様にとっても、塗装屋さんにとっても誰も得しない結末しかないことなので、見つけたら厳しく注意してください。

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