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フッ素塗料の役割・特徴

記事のもくじ

フッ素塗料

フッ素塗料は耐久性がとても長いという特徴があります。

シリコン塗料と比べてしまうと、雲泥の差で高い機能性、効果を発揮します。

ただ、クオリティが高い塗料ということで価格は高めです。

非粘着性、耐摩擦性、難燃性、親水性、防カビ・防藻性、耐候性を備え、外壁に数々の大きなメリットを与えてくれる、とても素晴らしい塗膜を作ります。

非常に優秀な塗料ではありますが、高価なため一般住宅には採用されにくい傾向があります。

六本木ヒルズやスカイツリーなど大きな建物には比較的使用されています。

フッ素塗料のメリット

塗膜の寿命の長さ

フッ素塗料最大のメリットは塗膜の寿命の長さです。

約15年〜20年の耐用年数があり、一般的な塗料と比べると約2倍もの耐用年数をもっています。

長持ちしているもので言うと、30年以上塗り替え無しのものもあります。

長期スパンでの施行回数が減る

一般的な塗料で考えると、おおよそ10年単位で塗り替えが必要になります。

一般的な塗料では、30年で3回の施工が必要になります。

フッ素塗料では単純に2回で済むため、リフォームの回数と総額をへらすことができます。

新築のようなきれいな光沢

フッ素塗料は親水性を高めるためにツヤがある塗料です。

塗り上がりは、まるで新築のようなきれいな光沢のある塗膜となります。

建物全体がピッカピカになるので、古くなった建物でも見違えるほどきれいになります。

フッ素塗料のデメリット

費用が高い

何と言ってもフッ素塗料のデメリットは費用面です。

まだまだ需要と供給が少ないため、なかなか安価にならないという側面があります。

シリコンと比べてしまうと約1.6倍ほどの価格差が出てしまいます。

しかしその費用の高さに劣らない、素晴らしいメリットをもたらしてくれるところが悩みどころです。

認知度が低い

費用の面から使われる頻度が少なく、認知度が低い傾向にあります。

クオリティ面は申し分ないのですが、一般的に手を出しにくい単価というのが、認知度の低さにつながってしまっています。

ツヤのあるきれいな塗料

フッ素塗料はツヤありのものしかありません。

マットなツヤなしを好む方には敬遠されがちです。

フッ素のツヤは親水性に関わる部分なので、ツヤ無しでは期待する効果を発揮できないためです。

かなりのツヤなので、サンプル等を取り寄せてみて、自宅に合うかどうかを確認してみるのもいいでしょう。

結論

時代の流れとともに、主流の塗料というのも移り変わってきました。

アクリルが主流の時代はシリコンが効果な塗料とされていたように、今後はフッ素塗料が認知されていき、主流となる時代になるのは間違いありません。

確かに費用は高価ですが、期待を裏切ることのない素晴らしい塗料です。

是非一度検討してみることをオススメします。

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